節約しようと思っているのに、なぜかお金が減っていく。
無駄遣いをしている自覚はない。むしろ気をつけているつもりです。
それなのに、月末になると通帳を見て首をかしげる。
「……こんなはずじゃなかった」
50代になってから、この現象がやたら増えました。
よく考えてみると、ある共通点があります。
お金を使ってしまった日は、だいたい疲れてるんです。
心も体も電池残量20%以下。
なのに判断だけは通常運転だと思い込んでいる。
これが一番危険でした。
節約の敵は、物欲でも浪費癖でもなく
静かに忍び寄る「疲れている自分」だったのです。
なぜかお金を使ってしまう日は、だいたい疲れている
仕事が立て込んだ日。
用事が重なった日。
なぜか眠りが浅かった朝。
こういう日は、判断力が驚くほど落ちています。
・今日はもう作る気力がないからコンビニでいいか
・疲れてるし、甘いものくらい許されるよね
・細かい比較は面倒だから、これでいいや
この「まあいいか」が、財布の紐を全力でほどくんです。
若い頃は勢いでお金を使っていました。
が、50代になると違います。
疲労、空腹、睡眠不足。
この三点セットが揃うと、節約スキルは一瞬で蒸発します。
節約とは、もはや体力競技です。
50代の節約は「気合」では続かない
節約と聞くと、つい「我慢」「忍耐」「修行」のイメージが浮かびますよね。
ですが50代でそれをやると、だいたい失敗します。
頑張って節約
↓
疲れる
↓
どうでもよくなる
↓
なぜかネットで買い物している
この流れ、心当たりがある方も多いはずです。
若い頃は勢いで立て直せました。
しかし、50代は回復が遅い。
しかも疲れが翌日ではなく、二日後に来ます。
気合い前提の節約は、もう体が拒否しているのです。
疲れているときにやりがちな無駄遣いパターン
疲れているときの出費には、見事なまでに共通点があります。
・予定外のコンビニ立ち寄り
・使っていないサブスクの完全放置
・「安いから」という魔法の言葉での購入
・外食・デリバリーの連続技
・あとで使う予定の買い置き(だいたい忘れる)
一つ一つは小額なんです。
だから油断します。
気づいた頃には、チリが立派な山になっています。
しかも疲れていると、反省すらしません。
「まあ、こんなもんだよね」で思考終了です。
私がやめた「疲れている日の節約努力」
以前は、節約のためにいろいろやっていました。
☑ 毎日の家計簿
☑ ポイント管理の完璧主義
☑ 夜のネット比較
☑ 節約情報の総当たり
今思えば、疲れている人がやる作業ではありません。
続かない。
判断を誤る。
比較しすぎて、なぜか高い物を買う。
そこで気づきました!
「疲れている日に節約を頑張るのが間違いだ」と。
節約のためにやったのは「疲れない仕組み作り」
やったことは、とても地味です。
・買い物する店を固定
・コンビニに寄らない動線作り
・サブスクを見直す日をカレンダーに登録
・冷蔵庫を把握できる量に調整
意志ではなく、仕組みに任せました。
その結果、疲れていても余計な判断をしなくなりました。
節約は、考えない方がうまくいきます。
お金が減らなくなったのは、頑張らなくなってから
節約を頑張らなくした方法とは
・迷わない
・比較しない
・我慢しない
この三つ。
これ、やめただけで不思議とお金が残り出しました。
生活がラクになると、心に余裕が生まれます。
余裕があると、判断を間違えません。
結果として、通帳を見てため息をつく回数が減りました。
50代からの節約は「疲れない」が正解
50代の節約に必要なのは、根性ではありません。
・疲れない
・悩まない
・頑張らない
この三つが正解です。
無理しない生活は、だらしない生活ではありません。
ちゃんと続く、現実的な生活です。
疲れている日は「買わない」を最優先ルールにする
疲れている日は、だいたい判断が雑です。
本当は必要ない物でも「今じゃないと困る気がする」という幻覚が見えます。
疲れている日は、基本的に買わない。←これが一番です!
買い物は元気な日の自分に任せる。
どうしても必要なら翌日に持ち越す。
すると不思議なことに、翌日になると半分以上が「別にいらなかった」と判明します。
疲れている自分は信用しない。
これだけで、無駄遣いはかなり減りました。
節約できた日は「自分を褒める」が地味に効く
節約というと、どうしても「我慢した」「我慢できた」で終わりがちです。
でも50代になると、それだけでは続きません。
そこで、何も買わなかった日や無駄遣いを回避できた日は、心の中で自分を褒めます。
「今日の判断、悪くない」
「今の自分、意外と優秀」
誰にも言わなくていい自己満足です。
この小さな満足感が積み重なると、節約は苦行ではなくなります。
褒められて伸びるのは、子どもだけではありません。
まとめ
節約の敵は、浪費癖ではないんです。
疲れている自分に、難しい判断をさせていたことが原因でした。
50代からは、無理をしない。
疲れている日は、判断しない。
仕組みに任せる。
それだけで、生活もお金も静かに整っていきます。
無理しない生活が、結局いちばん長続きするんですよ
本文で触れた内容を、もう少し詳しく
本文の中で出てきた「疲れているときに増えがちな出費」や「判断を減らす工夫」については、別の記事でそれぞれ詳しく書いています。
・まとめ買いで逆にムダが増えた50代の話
・コンビニに寄らないだけで、出費と判断疲れが減った話
・「安いから」で買うのをやめたら、買い物がラクになった話
・気づいたら増えていたサブスクを見直して、固定費を減らした話
どれも、気合や我慢ではなく「疲れない仕組み」を作るための実体験です。今の生活に近いものがあれば、参考にしてみてください。