トイレットペーパーの向きが「逆」なだけで、心がざわつく理由

50代の整え方

ふとした瞬間に気になる、日常の小さな「ズレ」

暮らしていると、ときどき理由ははっきりしないけれど、
妙に気になることってありませんか。

先日、わが家のトイレでトイレットペーパーを使い切り、新しいロールに替えたときのことです。
ホルダーにセットして、何気なく一歩下がって眺めたら

――紙が「内側」、つまり壁側から垂れていました。

そう、あの有名な
トイレットペーパー逆向き問題です。

一般的には、紙は手前に垂れているのが“正解”とされていますよね。
ホテルの三角折りも外側だし、なんとなくその方が「ちゃんとしている感じ」がします。

でもそのとき、なぜか思ってしまったんです。

「……これ、別に困らんくない?」

今回は、そんな日常のどうでもいいようで、ちょっと気になる違和感と、
適当に生きてみたら楽になった話をしてみようと思います。

なぜ私たちは、こんなにも「表」にこだわるのか

そもそも、いつから私たちはトイレットペーパーの向きに敏感になったのでしょう。

若いころ、実家や友人の家で逆向きにセットされているのを見て、
「……あ、逆やな」と、こっそり直したことがある人も多いはず。
私も昔は、迷いなく「外側派」でした。

理由はきっと単純で、
「その方が取りやすい」
「それが正解っぽい」
ただ、それだけだったと思います。

でも改めて使ってみると、内側でも外側でも、
片手で引いて切る動作に、そこまで大きな差はありません。

それなのに、逆向きだと、なんとなく落ち着かない。
例えるなら、シャツを前後逆に着てしまったような、あの感じ。

「ちゃんとしていないといけない」
そんな意識が、知らないうちにトイレの備品管理にまで入り込んでいたのかもしれません。

50代。
これまでずっと「正解」を選び続けてきた、その名残とも言えそうです。

あえて「逆向き」で暮らしてみた結果

その日、私は思い切って、内側向きのまま使い続けてみることにしました。

ほんの小さな実験です。
「正解」を外したら、生活はどれくらい困るのか。

結果から言うと――

ほとんど困りませんでした。

むしろ、いくつか意外な発見がありました。

紙が出すぎない「天然ブレーキ」

外側向きだと、勢い余ってガラガラっと出てしまうこと、ありませんか。
内側向きだと、紙が壁やホルダーに軽く触れて、ほどよい抵抗が生まれます。

これが、いい具合のブレーキになる。

ドラクエで言うなら、
平原だと思って歩いたら、実は「ぬかるみ」だった、あの感じです。

がんばらない節約ができる

ブレーキがあるということは、無意識に使いすぎないということ。

「今日は〇センチまでにしよう」なんて意識するのは、
MP(気力)をかなり消耗します。

でも物理的に止まってくれるなら、
勝手に節約になってくれる。これはありがたい。

50代の家計管理には、こういう“地味な効果”がじわじわ効いてきます。

いたずら・掃除ストレスが減る

もし、お宅に猫ちゃんがいるなら、内側向きの方がトイレットペーパーを全部引き出される大惨事を防げるという説もあります。

それに掃除中、体が当たってペーパーがほどける事故も、内側向きだと起こりにくい。

本当に小さなことですが、
この「小さなイラッ」が減るのは、思った以上に快適でした。

完璧主義という名の「重たい装備」

考えてみれば、トイレットペーパーの向きひとつで、
生活がどうにかなるわけではありません。

それでも私たちは、

  • 靴下は左右揃っていないとダメ
  • 調味料のラベルはきっちり前向き
  • トイレットペーパーは外向きが正解

そんな“暮らしのルール”を、ずっと装備してきました。

でも50代に入って、
その装備、ちょっと重くなってきていませんか。

強い武器を集めるより、
今の自分に合った軽装に着替える方が、
よほど楽に歩ける気がします。

こだわりは、笑いに変えてしまえばいい

もちろん、
「どうしても外側じゃないと落ち着かない」
それも立派なこだわりです。

自分の機嫌を保つのは、とても大事なこと。

ただ、
「間違えた…」と自分を責めたり
「なぜ逆?!」とイラッとしたりするなら

こんなふうに言い換えてみてもいいかもしれません。

「今日は天然ブレーキ付きだね」
「節約の神様、仕事してるな」

そんな風に、ちょっとしたユーモアで上書きしてしまえば、トイレから出た時の足取りも少し軽くなるはずです。

最後に、ほんの少し肩の力を抜いて

最近の私は、トイレットペーパーの向きを、あまり気にしなくなりました。

逆でも、
「今日はこれでいきましょ」と、そのまま使います。

その数秒の“気にしない時間”が、
積み重なって、心の余裕になる気がするんです。

人生はまだ続きます。
宿屋でしっかり休むように、
トイレくらいは、自分を縛らずに使いたい。

もし次に、
トイレットペーパーが逆向きになっていたら。

それはちょっとした実験のチャンスかもしれません。

案外、
「これでいいのだ」
そんな笑みがこぼれるかもしれませんよ。

ちなみに、これ余談ですが
使い終わったトイレットペーパー、残りの芯
こんな使い方便利ですよ 
👉コード類は「トイレットペーパーの芯」でまとめる

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